本学教員が日本毒性学会学会賞を受賞

本学教員が日本毒性学会学会賞を受賞しました。

受賞者  : 薬学部 薬学科 教授 鍜冶 利幸
受賞内容 : 毒性学は、化学物質の毒性についてその器官レベルでの表現型を基に、肝毒性、腎毒性、神経毒性
       などの研究分野が構築されてきた。これは毒性学が実践的な研究領域であることによる。血管組織は
       あらゆる器官に普遍的に存在するが表現型を確認することが難しく、毒性学研究の対象ではなかった。
       本研究者は重金属による血管内皮細胞の機能障害に注目し、その研究を通じて、現在では毒性学
       研究者の常識となっている血管毒性学を切り拓いた。次いで、本研究者はメチル水銀の構造をヒントに
       有機-無機ハイブリッド分子に着目し、そのバイオロジー(バイオオルガノメタリクス)を開始し、このバイオ
       元素戦略の中で新しい毒性学研究を活発に展開している。これらの研究を行いながら、本研究者は
       日本毒性学会の理事を務め、教育委員長、編集委員長、The Journal of Toxicological Sciences誌
       Editor-in-Chief、第42回日本毒性学会学術年会長などの要職を歴任している。
       以上が「毒性学に関連する顕著な研究業績をあげ、かつ日本毒性学会の発展充実に大きく貢献した
       本会会員に授与」される日本毒性学会 学会賞にふさわしいと評価された。
受賞題目 : 重金属の毒性学からバイオ元素戦略の毒性学への展開
受賞日  : 2016年6月30日

日本毒性学会のホームページ http://www.apstj.jp/
鍜冶研究室
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